uirouのひとりごと

不定期に何か書こうと思います。

<A HREF="http://www.4gamer.net/specials/060426_rmt/060426_rmt_001.shtml">メーカー vs 業者 RMTがはらむ問題と可能性をめぐる座談会</A>@4gamer

宇田川氏はうたがわしーね。
は、いいとして、6ページ目

4Gamer
 話をちょっと戻させてください。サービス業の一種であると仮定するにせよ,しないにせよ,プレイヤーの心情についてはどうですか? ……すごく言葉が悪くて,おまけに極論で恐縮なのですが,麻薬の売人と変わらないですよね,宇田川さんの論理は。
 必要としている人はいっぱいいる。麻薬は法で禁じられているけど,オレは売ると。なぜなら,もっと悪い業者がいっぱい出てきて,末端価格が3倍になったら困るよね? とか,詐欺が出たら困るよね? とか。でも,それは違うんじゃないの? といいますか。それが僕の感覚です。

は、僕の感覚とも同じだ。単に色眼鏡で見ているだけなんだろうけれど、宇田川氏の弁は詭弁に聞こえる。
読んでて思うのは、まだまだ始まったばかりの概念で法律だとかそういう力が全然手助けしてくれてなく、ゲーム運営会社、ゲームユーザ、RMT業者の3つの勢力の言い分がどれも満足に満たされるような概念がみつかっていないというあたり。従ってこれらの勢力が皆納得の行く形に落とし込む技術なり意識改革なりをしないとね、という話は間違いない。ただ、後半でも言われているけれど、それをRMT業者が言っちゃ駄目だろと。まずRMT業者という帽子を外せと。
たとえば、7ページ目

宇田川氏:
 実を言うと,僕がちょっと期待しているのは,メディアの存在なんですよ。啓蒙活動を主体とするのなら,メディアは最も効果的な存在です。今回初めて4Gamerさんともお話しできましたし,こちら側が記者説明会をやって,それでようやく来られた方々もたくさんいる。
 それまで,いかに「取材してほしい,話を聞いてほしい」と言っても,門戸を閉ざされてしまう。理由もよく分かります,そりゃRMT業者だからです。ただそれだけで門戸を閉ざされてしまう。
 現実としてそういう状況があるからこそ,RMT業者自身が動く必要があるんです。物陰に隠れてこそこそやっていればいいものを,です。
 これを叩くのは簡単だと思います。ただ,叩いたことで解決できる問題でないことも理解してほしいです。

なんてのがいい例だ。もし本気でこういうことを言いたいのだったら、「RMTに対する問題を考える団体」みたいな団体を作るとか、そういう負の方向に全く振れていない形での努力を見せるべきだ。実際にRMTというイケナイ事をしている人が上記の台詞を吐いても言っている事に説得力がない。結局おまえはゲーム世界を良くしたいんじゃなくて、自分が儲けられるための正しい法整備がされてほしいだけなんじゃないかとか思わせてしまうし、そう思わせること自体が説得力の無さだ。