uirouのひとりごと

不定期に何か書こうと思います。

久しぶりに妄想を書いてみる 〜MMOの楽しさを目指して〜

僕の遊んだことのあるMMORPGって一人で遊んでるのの延長で、友達と遊んでるってのは面白いんだけれど、なーんか見ず知らずの人がいっぱいいる空間で遊んでるって気がしないなーと思ってたのね。んで、たくさんの見ず知らずの人たちと遊ぶってどんなのだろう?と思って、それの一つの答えとして、ファンタジーな世界感での採掘場を考えてみた。ということで今回はそういう妄想ネタ。で、採掘場ってのは採掘場を束ねている長は一応採掘場で働いている人全員の顔を覚えることができるくらいの規模で、実際に採掘する人とか、採掘した鉱石を加工する人とか、他の人たちに売るために市場に出て行く人とか、まー、いろんな人が居るよね、という感じでの具体的なイメージとしての会社てな意味での採掘場を考えてみた。目指すところとしては、なんか知らない人とかも「使って」一人ではできない事(仕事量)をする、って感じ。

んで、そういう採掘場で遊ぶって事を考えると、採掘場を束ねる長として遊ぶとすれば、どう考えてもシステム側のサポート無しで一人で切り盛りするのは難しいから、きっと何らかのシステムからのサポートがありそうだ。多分、実際に採掘する人とか、鉱石を加工する人は歩合制だったりするんだろう。そうすると、歩合制を動かすためのシステム側のサポートとして、NPCが居ると思われる。多分、EverQuestでの材料調達クエストみたいな感じで実装してしまってもいいような気がする。(採掘するだけとかなら簡単だから、これにもNPCを使っちゃってもいい気がする)当然、長には無限にお金があるわけじゃないから、歩合制だとしても無限に材料調達クエストが発生できるわけじゃない。多分、お金をこれだけかけて、これだけの鉱石を作る、とかのクエストをセットして、必要ならクエスNPCがそれを分割して分配するんだろうな。んで、その鉱石ってのは多分そうそうすぐにはできないんだろうから、どのような加工された鉱石がいつまでにどのくらいできたらいくら、って感じになるんだろう。そーすると、材料としての採掘された鉱石を閉まっておく倉庫とか、加工された鉱石を閉まっておく倉庫とかがあって、お客様の急な要求に対応できるようにしておくとか、倉庫を襲撃されても大丈夫なように衛兵を雇うとか、軍隊が動くとかのきな臭い匂いがしてきたらたくさんの武具が必要になって云々、とかいう時に、でかい倉庫にたくさんの鉱石があるのでいつもよりも高い歩合金で鉱石加工職人を雇うよ〜、みたいな話もできそうだ。

と、いうことで、採掘場をネタにして、テキトーな会社システムを考えてみた。まとめてみるとこんなシステム側からのサポートが必要になりそうだ。

  • 市場。PCやNPCが「〜をどのくらいの量、いつまでにどこどこまでもってこい、報酬いくら」みたいな話で指定されたクエストを解くとお金が貰える、みたいな。
  • 倉庫などのアイテム集積施設。街中の倉庫なら維持管理に資金が必要?設置場所が外ならば初期投資のみで維持費はロハ?貸倉庫みたいなビジネスも可?衛兵はNPCで実装?倉庫荒らしプレイやNPC倉庫荒らしの発生とか?

うーん、案外できないことも無いかもね。ただ、市場が市場として機能するかどうかわからんね。多分、まとまった量の注文を出す人が居ないとでかい注文の連鎖とかは起こらないだろうからなぁ。あと、市場にはいくつかの種類があってもいい気がする。一般人が見る市場と裏取引系の市場とかね。ということで、PCが市場を運営するという概念があってもいいかもしれない。そのPCの設置した隠れているバイヤー(って言っていいのかな?)にコンタクトを取らないとその市場にアクセスできない、みたな。んで、市場では単にアイテムを持ってきたらお金、なクエストだけじゃなくて、だれそれ暗殺とか、どこそこ襲撃用部隊要員募集とか、そういう募集もできるといいような気がする。

ところで、ふと暗殺って書いたけれど、ファンタジーMMORPGで暗殺ってどうなんだろ?WANTED、みたいな感じになるのかな。NPC殺してもいいだろうし、PC殺してもよさそうだ。てことは、多分殺されるとかなりなダメージになるんだよね。簡単には復活できなそうだ。でもまー、それはそれでいいかもしれない。なんか死と隣り合わせの冒険者ってなのだと、深みが増しそうだし。死んじゃうと簡単に復活できないとすれば、多分通常の「狩り」と称される行動はかなり楽な、言い換えるとリスクの少ない方法だったり敵だったりするようになるんだろうな。

で、最後にこのネタを書いてて思ったことをブレインストームしておく。

  • 市場って形でカッチリしたものは作れるだろうけれど、柔軟性を持った物を作るのは大変なんだろうなぁ。いついつまでにこれこれをしていくら、ってのだと、期日に間に合わなかったけど安く買い叩いてくれる、とか、この人はこんな事を市場で募集してるから、もしかしたらこれも買い取ってくれるかもしれないから聞いてみようと思ったけれどNPCじゃぁ融通効かないな、とか
  • 市場は何々がいついつまでに必要、みたいな買い手側だけじゃなくて、何々をいくらでいつまでに売る、みたいな売り手の市場もないと駄目だよね
  • 倉庫に場所という概念があるのなら、街中の倉庫と郊外の倉庫では襲撃の可能性とかだけじゃなくて、倉庫の中のアイテムの移動に時間がかかるみたいな概念もありそうだよね
  • 採掘場くらいの規模なら必要ないかもしれないけれど、もっと大きな規模になると、別の場所にある倉庫間のアイテム移動が定期的に行われる、みたいなのがあってもいいのかも。A列車で行こう、みたいな感じで馬車を走らせたりするのかなぁ。なんか襲撃のネタに使えそうだ
  • にしても複雑だなぁ。面倒くさいのは嫌われるのでこれをはしょるインタフェースも必要だ。多分でっかい町とかには面倒くさそうなことは全部金でやってくれるNPCが必ず設置される、みたいな形になってればいいんだろうか。NPCに任せると楽だけど上前跳ねられる、みたいな
  • でもできればちまちま手を動かすとNPCだけではできないことができる、みたいなバランスになるといいな。なるべく使い方は限定しないようなものにしておいて、ユーザがいろんな使い方ができるような感じで

尻切れトンボで終わる。